FLIGHT TIME / FT-2Y

FLIGHT TIME / FT-2Y DIGITAL DELAY

驚異の高品位ディレイサウンド

世界初リアルタイムBPMアナライザー、ディレイタイム・オフセット機能搭載の高音質デジタルディレイ『FLIGHT TIME』が更なる進化を遂げ登場!!

FLIGHT TIME FT-2Yは、世界中のプレイヤーからの熱いご要望にお応えし、2016年に生産完了になったFT-1Y(FLIGHT TIME)の後継機種として復活いたしました。

FLIGHT TIME FT-2Yは、アナログ回路や電源回路だけでなく、デジタル回路とファームウェアの設計を見直し、音質の飛躍的な向上を図りました。
仕様に関してはFT-1Yの機能(世界初のリアルタイムBPMアナライザー機能とディレイタイム・オフセット機能等)はそのままに、インスト/ラインレベルの切り替えや、プリセットの切り替えモードを追加するなど、音質・機能の両面で更なる進化を遂げました。音質を追求し、より使いやすく、FREE THE TONEの「今」を結集した、比類なきディレイ・エフェクター、それが『FLIGHT TIME FT-2Y』です。
ぜひこのサウンドを体感してください。

世界初リアルタイムBPMアナライザー機能*

フットスイッチを使用しTAP入力したテンポ(BPM)情報に対し、±20%の範囲内で現在の演奏をリアルタイムで解析しながら、BPMを自動調整しディレイタイムに反映します。

世界初ディレイタイム・オフセット機能*

演奏する曲のBPMに対しディレイタイムを少しずらして設定するテクニックがあります。ギターやベースの場合、ディレイサウンドを効果的に聞かせるために、あえてディレイタイムを短く設定したり長く設定したりする手法です。BPMに対しジャストなディレイタイムに設定するとディレイ音が他の音にマスキングされ聞こえにくくなります。ディレイタイムを少し短く設定するとスピーディーな雰囲気を出すことができます。逆に少し長く設定するとタメの効いた表情豊かな雰囲気を出すことができます。どれくらいディレイタイムをずらすかは、プリセットごとに設定することができますので曲に合わせた設定が可能です。

* 2014年9月当社調べ
注1) TAP入力したテンポ情報が、実際の演奏と±20%を越えてBPMが異なる場合は自動調整されません。
注2) 変拍子を取り入れた演奏やオーケストラやピアノ演奏などリアルタイムBPMアナライザーがBPMを認識できない場合がございます。
* BPM ANALYZERは、株式会社JD Soundと有限会社フリーザトーンの共同開発機能です。

特徴

32ビット高精度DSP搭載
32ビット高精度DSPによる高速演算を用い、シミュレートやモデリングとは異なる往年の名器と呼ばれるラックタイプ高品位ディレイに匹敵する音質を実現しました。
インスト/ラインの入力レベル切替機能
INPUT端子に接続する機器の出力レベルに合わせて、FLIGHT TIMEの入力レベルを切り替えるスイッチです。インストゥルメントレベルの機器を接続する場合は、スイッチをリア側(入出力ジャック側)に、ラインレベルの機器を接続する場合は、スイッチをフロント側に設定します。マイナスドライバーなどでスイッチをスライドさせ、切り替えを行なってください。
HTSサーキットとアナログミキサーを内蔵
原音(ドライ音)は、アナログ信号のまま、入力から出力まで通過し、内部のアナログミキサーで原音とディレイ音をミックスします。これにより、原音のサウンドクオリティーを損ねることなく出力します。
また、入力から出力まで信号を総合的にマネージメントするHTS(Holistic Tonal Solution)サーキット搭載する事によりエフェクト音とバイパス音は常に同じ質感を保ち、今までプレイヤーを悩ませてきた問題点を本質的に解決しました。
HPF(ハイパスフィルター)とLPF(ローパスフィルター)
ウォームなディレイサウンドを得るためには高音域をカットするLPF(ローパスフィルター)が効果的です。また低音域の成分が多いとフレーズにキレが無くなってしまいますが、このような場合には低音域をカットするHPF(ハイパスフィルター)が役立ちます。
各プリセットごとに設定する事ができます。
モジュレーション機能
ディレイ音にモジュレーションをかける事ができます。広がりを持たせた美しいモジュレーションディレイサウンドから、過激なサイレンサウンドまで、バリエーションに富んだサウンド構築が可能です。
サウンド・ホールド機能
FLIGHT TIMEのホールド機能はユニークです。エフェクトOFFの状態であっても、リアパネルに接続した外部フットスイッチを押すと、ホールドされたディレイ音が出力します。ホールドされたディレイ音に重ねて、演奏することも可能です。
REC & REPEAT機能
入力した信号を録音しリピートさせる機能です。録音したリピート音にも、リピート音に合わせてプレイするサウンドにもプリセットされたディレイエフェクトがかかります。20秒間の録音が出来ます。録音できるのは1フレーズのみで重ねて録音はできません。
トレイル機能
プリセットの切替時、ディレイ音を残したまま新しいプリセットに切り替える機能です。ディレイ音を残しつつプリセットを切り替えることで自然なエフェクト切り替えが可能です。トレイルOFFの場合、ディレイ音を残さず新しいプリセットに切替わります。
このトレイル機能も各プリセットにON/OFF設定することができます。
DELAY PHASE機能
ディレイ音の位相を逆相にする機能です。ギターやベースのみでは分かりませんが、他の楽器と一緒に音を出した時、ディレイ音のレベルを上げても聞こえにくい場合があります。位相を逆相にすることで、解決する場合があります。
SUBDIVISION機能
BPMを元にディレイの符割りを決める機能です。このSUB DIVISION機能も各プリセットにON/OFF設定することができます。
DRY ON/OFF機能
リアパネルにDRY音をON/OFFできるスイッチが装備されています。外部のミキサーなどを使用しシステム構築する場合に役立ちます。
ブースト機能
FLIGHT TIMEの出力レベルは各プリセットごとに設定できますが、+3dBまでブーストすることができます。
MIDI機能 1
各プリセットをMIDIプログラムチェンジナンバーによって呼び出すことができます。また、各機能に割り当てられたコントロールチェンジナンバーを受信することで、様々な機能をリモートコントロールすることができます。
MIDI機能 2
FT-2YではMIDI OUT機能が追加されました。これによりパソコンにプリセットの内容を保存したり、保存した内容を読み込んだりすることが可能になりました。
TAP優先モード
標準モードではプリセットに保存されたディレイタイムもしくはBPM値が優先され呼び出されます。TAP優先モードでは最後にフットスイッチで入力したテンポ情報を反映した状態のプリセットが呼び出されます。例えば、曲の始めにTAP入力をしたあと、プリセットを切り替えてもテンポ情報はそのまま変わりません。再度TAP入力をする必要がありません。

仕様

プリセット数 99(ユーザープリセット数:90、ファクトリープリセット数:9)
入力インピーダンス 500KΩ以上
出力負荷インピーダンス 1kΩ以上
最大入力レベル INST +2dBu / LINE +13dBu
端子 1/4インチ標準フォーン・ジャック×3(入力、出力、HOLD)、 DC9-12V入力ジャック(ACアダプター接続用)、DIN 5Pin コネクター×2(MIDI IN、THRU)
電源 DC9V ACアダプター
※2024年9月出荷分より電源の仕様を変更をいたしました。お手持ちの製品のDC IN端子に表示された電圧に対応したACアダプターをご使用ください。
消費電流 約400mA
サイズ 146(W)×120.5(D)×57(H)mm(ジャック等の突起物含む)
重量 約560g(付属品を含まず)
付属品 保証書、WEBサイトアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足×4
別売品 ACアダプター FA-0905D-JA、FA-W0905D-JA

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