FUTURE FACTORY / FF-1Y

FUTURE FACTORY / FF-1Y RF PHASE MODULATION DELAY

デュアル・ディレイ が創造する未知の揺らぎの世界

「新たなサウンドの創造」

これがFUTURE FACTORY FF-1Y開発のキーワードでした。

これまでモジュレーション機能を搭載したデジタルディレイが、多数生み出されてきました。
一般的にモジュレーション機能に使うLFO(低周波発信器)の位相は、設定された周期で規則性をもって変化します。FUTURE FACTORYでは、信号が一定の減衰レベルを通過した際、ランダムに位相が変化する独自の方式でモジュレーションサウンドを作り出す事に成功しました。これにより、音が揺らめきながら浮き上がり、空間を埋め尽くす様なこれまでに無かったサウンドを創り出します。(ステレオモードで使用した時、この機能は最も効果を発揮します)
FF-1Yはディレイ音専用に、3バンドEQを用意しました。
多様なフレーズに対応するために、ディレイ音の音質調整はかかせません。3バンドEQは、使用する機器に合わせて周波数を選択することが可能です。ギタリストやベーシストだけでなく、サックスプレーヤーやバイオリニスト、DJやキーボード用など、その活躍の場を広げます。
またモノラルで使用することが多いユーザーのために、ディレイの片チャンネルにソフト・クリッピング回路を追加しました。ディレイサウンドに歪みを加え原音と混じることで、これまでに無かった音楽的なサウンドを生み出すことができます。
ディレイサウンドの帯域が狭められながらも倍音が付加され、ビンテージ機材にも通じるサウンドを作りだすことが可能です。
FUTURE FACTORYの内部には、2台のディレイが内蔵されています。ステレオディレイとして使用したり、2台のディレイを直列接続し、モノラルで使用したりすることが簡単に行えます。

音質と新しい機能を追求し、FREE THE TONEの「今」を結集した比類なきディレイ・エフェクター、それが『FUTURE FACTORY FF-1Y』です。このディレイは貴方のイマジネーションを刺激し、貴方だけの新たなサウンドを創造します。

特徴

  • 世界初RANDOM FLUCTUATING PHASE MODULATION(ゆらぎモジュレーション)機能(2018年11月当社調べ)
  • 3バンドEQ機能
  • SOFT CLIPPING機能
  • Dual Delay搭載
  • 32ビット高精度DSP搭載
  • パラレルとシリーズ接続が可能なDual Delay搭載
  • HTSサーキットとアナログミキサーを内蔵
  • インスト/ラインの入力レベル切替機能
  • DELAY PHASE INVERT機能
  • トレイル機能
  • TAP入力機能
  • PREST 1-4 切替機能
  • MIDI機能

サウンドクリップ

Takeshi Akimoto

ソフトクリッピングディレイ

最初から0:18まではSOFT CLIPPING機能がオフ、0:20からは同じプリセットでSOFT CLIPPINGをオンにして最後まで弾いています。

使用ギターとピックアップ:ジェームスタイラーのストラトモデルで、フロントとセンターPUのハーフトーンを使用。
接続: ギター > FUTURE FACTORY(モノラル / IN-A > OUT-A) > アンプ の順に接続。
使用アンプ: Divided By 13 FTR-37 のクリーンチャンネルを使用。
その他の使用機材と設定: アンプからの出力がTwo-Notes Torpedo Studio に入力されます。セレッションの " Vintage 30 " スピーカーが入った 4x12 のキャビネットに、Shure SM57とRoyer 121のマイクを立てて録った音のインパルスレスポンスを使用。
オーディオインターフェイスはユニバーサルオーディオのアポロを使用して、プロツールスで録音しています。
コンプレッサーやEQ等は使用していません。

ヘッドホンやスタジオモニタースピーカー等で聞かれると、より臨場感のあるディレイサウンドを聞く事が出来ます。

PS106モジュレーションディレイ

使用ギターとピックアップ: ギブソンレスポールのセンターポジション(フロントとリアのミックス)を使用。
接続: ギター > ボリュームペダル > FUTURE FACTORY(モノラル) > アンプ の順に接続。
使用アンプ: Divided By 13 FTR-37 のクリーンチャンネルを使用。
その他の使用機材と設定: アンプからの出力がTwo-Notes Torpedo Studio に入力されます。セレッションの " G12H30 " というスピーカーが入った 2x12 のオープンバックのキャビネットにRoyer 121のマイクを立てて録った音のインパルスレスポンスを使用。
オーディオインターフェイスはユニバーサルオーディオのアポロを使用して、プロツールスで録音しています。
コンプレッサーやEQ等は使用していません。

ヘッドホンやスタジオモニタースピーカー等で聞かれると、より臨場感のあるディレイサウンドを聞く事が出来ます。

 

PS105ステレオモジュレーションディレイ

使用ギターとピックアップ: ギブソンレスポールのセンターポジション(フロントとリアのミックス)を使用。
接続: ギター > アンプ > Two-Notes Torpedo Studio > ユニバーサルオーディオ アポロ > FUTURE FACTORY (ステレオ) > プロツールス の順に接続。
使用アンプ: Divided By 13 FTR-37 のクリーンチャンネルを使用。
その他の使用機材と設定: アンプからの出力がTwo-Notes Torpedo Studio に入力されます。セレッションの " Neo Creamback " というスピーカーが入った 4x12 のキャビネットにShure 57, Royer 121, Telefunken 421 のマイクを立てて録った音のインパルスレスポンスを使用。
オーディオインターフェイスはユニバーサルオーディオのアポロを使用し、その中にディレイを直列にインサートして、それをプロツールスで録っています。
コンプレッサーやEQ等は使用していません。

ヘッドホンやスタジオモニタースピーカー等で聞かれると、よりこのディレイのステレオ臨場感を聞く事が出来ます。

デモムービー

仕様

プリセット数 128
入力インピーダンス 500KΩ以上
出力負荷インピーダンス 10kΩ以上
最大入力レベル INST +3.5dBu / LINE +11dBu
端子 1/4インチ標準フォーン・ジャック(A-IN、B-IN、A-OUT、B-OUT、EXT)
DC9V入力ジャック(ACアダプター接続用)
DIN 5Pinコネクター(IN、もしくはOUT選択)
電源 DC9V ACアダプター(FA-0905D-JA、FA-0905H-JA:別売)
消費電流 約350mA
サイズ 145.4(W)×120.5(D)×60(H)mm (フットスイッチやジャック等の突起物含む)
重量 約470g(付属品を含まず)
付属品 保証書、WEBサイトアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足×4
別売品 AC アダプター FA-0905D-JA、FA-0905H-JA

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